これまでの活動
cotaeネットワークの歴史をざっくりとご紹介
富山県障害者芸術活動支援センター「ばーと◎とやま」 主催の研修会「アートコミュ アートを市場に!」で、石川県、富山県でアートグッズの販売に取り組んでいる事業所のスタッフや保護者などが集まり、障害のある人をアートグッズによって社会につなげる方法や課題について意見交換をしました。
様々な意見を交わすなか、特に、福祉関係者同士の結びつきや、企画販売共同体のようなネットワークづくり、デザイナーのアドバイザー参加といったことへの関心が高く、ネットワークそのものをブランディングしてはどうかといったアイデアが出ました。
これが後のcotaeネットワークへとつながっていきます。
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前年のアートコミュをふまえ、障害のある人の創作活動やグッズ販売に関心のある人たちが集まり、これまで敷居の高かった商品企画や販売にチャレンジする体験型の研修会が、ばーと◎とやまの主催によって始まりました。
翌年福光美術館で開催される展覧会での出店に向けて、障害のある人の作品を実際に商品化しようと、プロのデザイナーやグッズ化経験のある方をアドバイザーに迎え、みんなで得意分野ごとに分かれて商品づくりのアイデアを出し合いました。
このとき、グッズのブランド名を「cotae」とし、ネットワーク名を「cotaeネットワーク」とすることが決まりました。
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3月から5月まで二か月間にわたって開催された福光美術館の企画展「アートって何なん?~やまなみ工房からの返信~」。その併催として、ばーと◎とやま主催による「beのコトと人とこの美」という展覧会が開かれました。
会場の入り口付近に特設店舗が設けられ、そこで初めて、ブランディングから企画・製作・販売まで自分たちで取り組んだ「cotae」ブランドの商品が並びました。
ハンカチ、Tシャツ、ブックカバー、エコバッグといった8種類のグッズはすべて完売。 たくさんの課題も見つかりましたが、この時間と経験がメンバーの宝物となりました。
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前年度の販売体験を「実践型研修」と位置付けたばーと◎とやまは、次なる展開として、「研修型実践」を提案、高岡市の「障がい者の社会参加促進のためのチャレンジ支援事業」という補助金を活用し、「カプセルトイを活用したアートと福祉と地域観光の連携事業」を行うことになりました。
カプセルのなかには、みんなで製作した絵馬、サコッシユ、カルタ、缶バッジといったグッズを入れ、これらを「コラボガチャ」と名付けて、高岡市内の三カ所の観光地(勝興寺・道の駅雨晴・高岡市美術館)にお土産物として設置、このニュースは全国メディアでも取り上げられ大きな反響を呼びました。
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「cotaeネットワーク」は、ばーと◎とやまの研修として始まりましたが、この年からばーと◎とやまは後方支援に回り、有志による活動に変わりました。
コラボガチャの事業を引き継いだものの、メンバーそれぞれが仕事を持ち、なかなか一同で集まることができない中、なんとか継続できないものかと試行錯誤していました。
資金不足やマンパワー不足といった課題を打破するため、会費収入による運営や企業などとのコラボも考えましたが、実現には至らず。それでも商品化に向けて新しい著作権の仕組みだけは作っておこうと、話し合いを重ねました。 |
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2月、新しい著作権の仕組みのもと、初めて有志による「作品持ち寄り会」を開き、16名の作家の81作品と契約、新商品の開発に取り組むことになりました。
また、これまでの事業を見直し、活動の方向性を「市場につなぐこと」から、「活動の意義を共有し、仲間を増やして安定的に活動できる体制を作ること」にシフトしました。
これまでは限られたメンバーによる小さな活動でしたが、アートや福祉関係者以外にも、いろんな方面の方々に加わっていただき、本当の意味で社会とつながるプロジェクトにしていきたいと考えています。
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